研究課題/領域番号 |
22570027
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
|
研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
松政 正俊 岩手医科大学, 共通教育センター, 教授 (50219474)
|
研究分担者 |
浅見 崇比呂 信州大学, 理学部, 教授 (10222598)
村井 実 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 名誉教授 (80117267)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
キーワード | 行動生態 / 左右不相称 / 同性間淘汰 / 配偶者選択 |
研究概要 |
配偶者選択による性淘汰と同性間の性淘汰が、雄の装飾や左右性に与える影響を知るため、左右不相称の性的二型が顕著なシオマネキ(Uca属)を対象とした野外観察・実験、および形態の種間比較を行った。求愛ロボットによる実験は完結できなかったが、社会行動が発達したUca lacteaでは、利き腕が違う雄間闘争は、利き腕が同じ雄どうしよりも長引く傾向があることが見いだされた。これはU. vomerisでの結果とは異なり、大型鋏脚の形態における種間差とともに、左右性の維持機構が単一ではない可能性を示唆する。
|