研究課題
基盤研究(C)
カワウによる淡水魚への食害対策として駆除が有効か評価するため,伊豆半島狩野川流域でカワウの採餌特性を調べた.胃内容物調査と安定同位体比分析の結果から,狩野川水系の淡水魚はカワウの主な餌生物となっていることが示された,個体数調査の結果からは,狩野川が夏から初冬にかけての時期に主要採餌場となっており,駆除が実施され,更にコロニーの形成場所が移動しても,この傾向は変わらないことが示された.食害対策としては,駆除以外の方法を検討する必要がある.
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Strix
巻: 29巻 ページ: 29-43
Ichthyological Research
巻: 59巻 ページ: 156-163
DOI:10.1007fslO228-011-0266-7
魚類学雑誌
巻: 58巻 ページ: 13-2S