研究課題
基盤研究(C)
日本経済は1980年代を転換期としながら、それまでの農家労働力に依存しながら資本蓄積を行う農家労働力依存型から、景気循環の局面に応じて失業者の創出と吸引を行い、その基礎上で資本蓄積を行う失業者依存型へと転じた。このことは農業のありかたにも影響を与えており、かつては農外産業への一方的な労働力供給者であった農家は、今日、不況期を中心に農外からの労働力を受け止める、より多面的な機能を担うようになってきている。
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農業経済研究
巻: 84(4) ページ: 203-218
巻: 82(3) ページ: 159-171