研究課題
基盤研究(C)
オリゴ糖の構造解析手段としてNMRは感度が悪い欠点があるが、溶液中での立体構造が解析できる大きなメリットがある。NMRスペクトルで、シグナルが重なり解析が困難な、ハイマンノース型の合成したモデル化合物(マンノース5残基)を用いて、新規に開発した測定法や種々の手法を駆使して初めて1Hと13Cの完全解析に成功した。本測定法が、複雑な糖鎖構造を持つ微量化合物を比較的短時間で解析できる有用性とさらなる利用範囲の拡大が期待できることを示せた。
すべて 2012 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 備考 (1件)
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http://www.cac.chiba-u.ac.jp/