研究課題
基盤研究(C)
末梢血中高感度トロポニンT(hsTnT)は持続性潜在性心筋障害を反映すると示唆されている。一般住民コホートである田主丸健診において、hsTnTと心血管危険因子・心血管疾患サロゲートマーカーの相関関係を検討した。その結果、一般健常人2,100名中、約40%強にhsTnTが検出された。単変量解析では、年齢、腎機能、高血圧、IMT、尿酸値などがhsTnTの有意な規定因子であったが、多変量解析の結果、独立したhsTnTの規定因子は年齢(p<0.001)のみであった。宇久島循環器健診コホート(226名)では、hsTnT増加と心房細動有病率は有意に正相関を示した。
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Arterioscler Thromb Vasc Biol
巻: 30 ページ: 984-991