研究課題
基盤研究(C)
胃食道移行部の収縮運動、胃酸逆流を同時にかつ全周性に評価し胃食道逆流症の詳細な機序を明らかとするために同一平面の全周 8 方向の pH と内圧を同時に測定することができるセンサーを開発した。また、胃食道移行部の形態変化を評価するために 320 列の CT を用いた評価方法も開発した。この 2 つの方法を併用することで胃食道逆流は 2 つの異なった機序で起こっていることを明らかとした。1 つは一過性下部食道括約筋弛緩に伴った大容量の全周性逆流で逆流後に 2次蠕動によるクリアランスを伴いやすいものであり、他の 1 つは一過性下部食道括約筋弛緩をともなわない右前方向の少量逆流であり 2 次蠕動を誘発しにくいものであった。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件)
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