研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、胎生期の低栄養が、胎児期、出生後の膵島量と膵島機能に及ぼす影響を明らかにすることである。そのために、膵島量を経時的に観察できるマウスモデル、膵島を三次元的に解析できる画像解析法を用いて、胎仔期から成体における膵島量の推移を解析を試みた。通常栄養群の栄養摂取量の個体間のばらつきが多く、代謝ケージまで導入して解析を試みたが胎生期の低栄養の影響を群分けしての解析に至らなかった。しかしながら、Rip-Lucマウス(ラットインスリンプロモーター下にルシフェラーゼを発現する遺伝子改変マウス)の胎児期の膵島を IVIS で計量することができた。さらに、胎児期膵を OPT(optical projection tomography)で計量することができた。研究期間は終了したが、今後低栄養群と通常栄養群のマウスを用いた解析を行う予定である。
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