研究課題
基盤研究(C)
脳内の緩徐な電位変化であるDC電位が担う働きについて、主として覚醒機能との関連について、動物実験と臨床的知見をもとに分析した。その結果、DC電位は、運動、注意、意欲などの心身の機能との関連で、覚醒レベルの変化に伴い変動することが示唆された。DC電位は覚醒状態の指標となり、神経発火や脳波のAC成分に加え、脳機能を電気生理学的に理解する上で有用である。さらに、DC刺激により誘発電位や心拍変動指標の変化が引き起こされ、DC電位の臨床利用の有用性が示唆された。
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