• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 研究成果報告書

リンパ管を標的とした口腔内ドラッグデリバリーシステム製剤の開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 22592098
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 病態科学系歯学・歯科放射線学
研究機関岩手医科大学

研究代表者

佐塚 泰之  岩手医科大学, 薬学部, 教授 (90162403)

研究分担者 杉山 育美  岩手医科大学, 薬学部, 助教 (80509050)
連携研究者 藤村 朗  岩手医科大学, 歯学部, 教授 (80173459)
研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワード癌 / ナノバイオ / リンパ / DDS
研究概要

舌癌罹患による転移を予防することを目的とし、転移経路であるリンパ管を標的とした徐放性リポソームの開発を目的とし検討した。薬物投与部位での毒性を抑えるためにリポソーム膜が強固に形成する組成を明らかにし、放出時間を遅延させることが可能となった。また、少量の薬物投与で効果の増強と副作用の軽減が期待されるだけでなく、原発巣が存在する舌と転移先であるリンパ節の双方での薬物集積が認められた。以上の結果より、標的性および徐放性の両方を付与したリポソームの開発により、薬物の少量投与での原発巣の治療・転移の予防・副作用の軽減を可能にすることが期待された。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2012 2011 2010

すべて 学会発表 (6件)

  • [学会発表] 舌癌治療を目的とした24時間維持リポソームの検討2012

    • 著者名/発表者名
      佐塚 泰之、藤村 朗、杉山 育美
    • 学会等名
      第28回日本 DDS 学会学術集会
    • 発表場所
      札幌コンベンションセンター
    • 年月日
      2012-07-05
  • [学会発表] DDS ナノキャリアを基盤とした新規アプロ-チと臨床への展開2012

    • 著者名/発表者名
      佐塚 泰之
    • 学会等名
      第6回先端医療薬学研究センター講演会
    • 発表場所
      岩手医科大学
    • 年月日
      2012-03-16
  • [学会発表] 舌がん治療を目的とした舌内投与型リポソ-ムの粒子径と薬物分布に関する検討2011

    • 著者名/発表者名
      杉山 育美、佐塚 泰之
    • 学会等名
      第70回日本癌学会総会
    • 発表場所
      名古屋国際会議場
    • 年月日
      2011-10-03
  • [学会発表] DDSキャリアとしてのリポソームの有用性とその展開2011

    • 著者名/発表者名
      佐塚 泰之
    • 学会等名
      岩手県生物工学研究所第177回公開セミナ-
    • 発表場所
      岩手県生物工学研究所
    • 年月日
      2011-08-08
  • [学会発表] 舌がんの転移経路を利用した治療におけるリポソーム粒子径の影響2011

    • 著者名/発表者名
      杉山 育美、藤村 朗、佐塚 泰之
    • 学会等名
      日本薬学会 第131年会
    • 発表場所
      ツインメッセ静岡(東日本大震災により中止)
    • 年月日
      2011-03-29
  • [学会発表] 徐放性抗癌剤の開発-リンパ管を利用した局所投与2010

    • 著者名/発表者名
      藤村 朗、杉山 育美、佐塚 泰之
    • 学会等名
      岩手医科大学未来医療開発プロジェクトキックオフミーティング
    • 発表場所
      岩手医科大学
    • 年月日
      2010-12-04

URL: 

公開日: 2014-08-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi