研究課題
基盤研究(C)
デンタルインプラントによる治療において,ソケットプリザベーション後の骨の性状,埋入されたインプラント体との接触状態について組織学的に検索した.自家骨を填入した抜歯窩に埋入したインプラント周囲の骨は,通常の抜歯窩に埋入したインプラント周囲の骨組織とほぼ同様の性状を示していたが,β-TCPを填入した抜歯窩に埋入したインプラント周囲の骨は,まだβ-TCPが吸収,置換されずに残存している箇所が存在し,オッセオインテグレーションしている部分が少ない傾向にあった.