研究概要 |
本研究の目的は,患者の主観的な評価をセルフケア自己評価尺度(平成20年度作成)を用いてより客観的に測定するとともに,縦断的に変化をおって調査を行い,患者が自己評価を繰り返し行うことでセルフケアの向上がはかれるのか,またその結果が糖尿病の自己管理状況と関連するのかを明らかにすることである。 そのための準備として、セルフケア自己評価尺度を導入したタッチパネル式情報提供コンピュータを外来に設置するための準備として、受診の際にどこでも、かつ手軽に実施できるように、充電時間が長く、軽量で、タッチパネル式のタブレット式ノートパソコンを購入し、作成したアプリケーションを投入した。また、縦断的に変化を追って調査を行う際のデータの保管方法として、紙媒体のデータになるため、PDF化し、整理して保管ができるソフトの準備および調査場所の確保を行った。 実際の調査は、準備に時間がかかり、平成23年の5月から実施する予定である。
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