研究課題
基盤研究(C)
地域でがん治療を受ける患者の療養生活のニーズを充足する「ネットワーク」に関する援助モデルを作成し、検証した。援助モデルは、介入の時期は、化学療法開始前1週間前後 、化学療法1クール目途中、化学療法1クール終了時の3回とした。1回の時間は、30分前後で、個別介入とした。援助モデル構成要素は、①適切な認知を促すこと、②『ソーシャルサポート』に関するニーズを充足することの2つの内容であった。対象者は、7名で、化学療法の副作用の対処、社会的問題に対する対処は効果があった、しかし、心理的問題に対する対応は十分ではなった。精神的な安寧が得られる個別性の高い介入モデルの開発が示唆された。
がん看護