研究課題
基盤研究(C)
本研究は、介護者のストレスによる生体反応に注目し、ストレス要因と、ストレスによる血圧の変化を検討した。対象は、在宅で療養者と同居する家族介護者50名であった。われわれは、主観的ストレス、唾液コルチゾル、唾液分泌型免疫グロブリンAを指標とした慢性ストレス、血圧値を評価した。その結果、ストレスの高低で、血圧変化パターンに差を認めなかった。1年後の調査において、新たに高血圧に該当した者は、初回調査時に客観的指標で慢性ストレスが高く、肥満の者であった。より低い慢性ストレスは、良好な睡眠、周囲からの励ましと関連していた。
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日本在宅ケア学会誌
巻: Vol.17(2) ページ: 53-59
巻: vol.16(2) ページ: 37-44