研究課題
基盤研究(C)
鉄触媒と有機リチウム化合物を用いることで,通常は進行させるのが困難なアルキンのアリールおよびアルケニルメタル化を実現した.オルト・トリメチルシリルフェニルリチウムを用いると,光電子材料の部分構造として注目されているベンゾシロールが簡便に得られる.また,鉄-銅協同触媒存在下,末端アルケンとシクロペンチルマグネシウムブロミドからアルケン由来の炭素骨格を持つ 1-アルキル Grignard 反応剤が得られることも明らかにした.
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巻: Vol. 134, No. 1 ページ: 272-279
DOI:10.1021/ja206745w
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