研究課題
挑戦的萌芽研究
Gタンパク質共役型レセプターGPCR41が短鎖脂肪酸をリガンドとし、肥満遺伝子レプチンの発現を亢進させることが発見された。従って、難消化性である食物繊維によるメタボリック症候群抑制作用は、食物繊維から生成する短鎖脂肪酸がGPCR41を介してレプチン産生を亢進させるために発現する可能性が考えられた。本研究では、実験動物に食物繊維を与えると、脂肪組織のGRP41、レプチン遺伝子の発現量が増加することを観察し、上記の可能性が示唆された。