研究課題
挑戦的萌芽研究
我々は、Ovalbumin(OVA)のMHC class IとMHC class IIエピトープ配列、αヘリックス構造などのタンパク質安定化配列、無作為配列などのペプチドモチーフ配列がコンビナトリアルに、多数繰返した人工タンパク質ライブラリーを作成した。これら人工タンパク質を用いて、OVA特異的細胞性免疫の誘導能をin vitro、in vivoで評価した。その結果、クローンF182AおよびF37Aで細胞性免疫誘導が認められ、アジュバントを用いずに、クロスプレゼンテーションを介して、細胞性免疫を誘導できる人工タンパク質の創製に成功した。本研究により、我々は、アジュバンドを用いずに、タンパク質のみで、腫瘍免疫療法の本体である細胞性免疫を誘導可能にする、概念証明実験に成功した。
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