研究課題
挑戦的萌芽研究
セレン含有タンパク質の中で、唯一の核内タンパク質であるSelHが、ゲノム上の特異的な遺伝子領域に結合し、ES細胞の多分化能関連遺伝子のエピジェネティック状態を制御することを示した。これまで、抗酸化作用にのみ注目されてきたセレノプロテインの機能として、エピジェネティック制御という新しい側面があることが明らかになり、環境あるいは栄養因子としてのみならず、エピジェネティックという視点からも、セレンの重要性を提唱する。
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J. Reproid. Dev
巻: (in press)
J Biol Chem
巻: 286(34) ページ: 29449-29461
DOI:10.1074/jbc.M111.257600
http://www.vm.a.u-tokyo.ac.jp/seika/lab_index.html