研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、高分子光導波路においても非晶質シリカガラスと同様に、イオン照射により屈折率上昇を誘起させられ、デバイスの開発につなげられるかどうかを検証することを目的としている。フッ素化ポリイミドに加速エネルギー1.0 MeVのH+イオンを照射し、ハロゲンランプを励起源とした分光エリプソメトリによって屈折率を実測したところ、屈折率上昇は、3.3%とシリカガラスにイオンを注入した場合に生じる屈折率の最大変化量1.0%をはるかに超える大きな値となり、高分子光導波路の高機能化に十分寄与できる可能性があることが分かった。
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Nuclear Instruments & Methods in Physics Research, Section B-Beam Interactions with Materials and Atoms
巻: Vol.272 ページ: 1-4
Nanotechnology
巻: Vol.22 ページ: 245503(1)-245503(6)