研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、ニワトリ雄生殖器と精子において自然免疫系による宿主防衛機能が構築されている可能性を追究した。その結果、精巣と生殖道には多様なTLRとavBDが発現し、TLR4をリポ多糖で刺激すると炎症性サイトカインの発現が高まることが明らかとなった。このサイトカイン発現の増加は、T細胞を誘導して細胞性免疫を高めるとともに、avBD産生も誘導することが推定された。これらのTLR及びavBDを介する免疫応答は雄生殖器と精子の宿主防衛能を構築するものと思われた。
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Poultry Science
Journal of Poultry Science
巻: 48(4) ページ: 275-280