研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、新規開発中の遊離亜鉛イオンキレーターIPZ-010を用いて、肥満細胞を標的とした家畜やヒトのアレルギー疾患の新たな治療戦略の基盤を構築した。具体的には、きわめて短時間にしかも再現性良く作製可能な、肥満細胞が病態発生に関与する術後腸麻痺モデルをアレルギーモデルの代替モデルとして用いて解析し、結果、IPZ-010は経口投与と皮下投与の両者において、肥満細胞に作用して術後腸麻痺による消化管炎症を抑制すること、すなわちアレルギー疾患の新たな治療薬のシードとなることを明らかにした。
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