ABO式血液型に注目し、胃癌に対する防御機構を追究する

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22659117
• 研究種目: 挑戦的萌芽研究
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 病態検査学
• 研究機関: 山口大学
• 研究代表者: 小賀 厚徳 山口大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (90243633)
• 研究分担者: 三村 雄輔 独立行政法人国立病院機構山口宇部医療センター, 臨床研究部, 生理生化学研究室長 (00219718) ; 上野 富雄 山口大学, 医学部附属病院, 講師 (70284255)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• キーワード: 胃癌 / ELISA / 腫瘍 / 免疫

研究概要

市販のムチンに目的の物質が存在することを確認し、市販材料を用いて目的の抗体を評価するための検出法を考案した。その検出方法を用いて正常ヒト血清中に存在する、目的の抗体について評価した。さらに、精度の高い方法で目的の抗体を評価するための検出法の模索をした。

研究成果

• [雑誌論文] Elucidation of proliferative capability of mononuclear tetraploid cells, emerging spontaneously from diploid cells, using image cytometry and fluorescence in situ hybridization. (2013)
  • 著者名/発表者名: Ito H, Oga A, Furuya T, Ikemoto K, Amakawa G, Chochi Y, Kawauchi S, Sasaki K
  • 雑誌名: Cell Prolif 巻: 46(3) ページ: 356-363
  • DOI: DOI:10.1111/cpr.12032
  • 査読あり
• [雑誌論文] Germline copy number variations associated with breast cancer susceptibility in a Japanese population. (2013)
  • 著者名/発表者名: Suehiro Y, Okada T, Shikamoto N, Zhan Y, Sakai K, Okayama N, Nishioka M, Furuya T, Oga A, Kawauchi S, Maeda N, Tamesa M, Nagashima Y, Yamamoto S, Oka M, Hinoda Y, Sasaki K
  • 雑誌名: Tumour Biol 巻: 34(2) ページ: 947-952
  • DOI: DOI:10.1007/s13277-012-0630-x
  • 査読あり
• [雑誌論文] イメージサイトメトリーの細胞診への応用 (2013)
  • 著者名/発表者名: 伊藤秀明、小賀厚徳、池本健三、近藤智子、帖地康世、河内茂人、佐々木功典
  • 雑誌名: 病理と臨床 巻: 31 ページ: 117-123
• [雑誌論文] Luminal A and luminal B (HER2 negative) subtypes of breast cancer consist of a mixture of tumors with different genotype (2012)
  • 著者名/発表者名: Yanagawa M, Ikemot K, Kawauchi S, Furuya T, Yamamoto S, Oka M, Oga A, Nagashima Y, Sasaki K
  • 雑誌名: BMC Res Notes 巻: 5 ページ: 376
  • DOI: DOI:10.1186/1756-0500-5-376
  • 査読あり
• [雑誌論文] DNA copy number aberrations associated with lymphovascular invasion in upper urinary tract urothelial carcinoma (2012)
  • 著者名/発表者名: Yamamoto Y, Miyachika Y, Eguchi S, Chochi Y, Nakao M, Nagao K, Hara T, Sakano S, Furuya T, Oga A, Kawauchi S, Sasaki K, Matsuyama H, Misumi T
  • 雑誌名: Cancer Genet 巻: 205(6) ページ: 313-318
  • DOI: DOI:10.1016/j.cancergen.2012.04.008
  • 査読あり
• [雑誌論文] 高解像度マルチディスプレイシステムを用いた理科教育の考案-理科教育におけるメダカや動物コンテンツ活用のための新ツール- (2012)
  • 著者名/発表者名: 小賀厚徳、池本健三、上野富雄、尾田正二、佐々木功典
  • 雑誌名: 第62回日本理科教育学会 全国大会 巻: 12G ページ: 103
• [雑誌論文] Centrosome amplification as a putative prognostic biomarker for the classification of urothelial carcinomas (2011)
  • 著者名/発表者名: Yamamoto Y, Misumi T, Eguchi S, Chochi Y, Kitahara S, Nakao M, Nagao K, Hara T, Sakano S, Furuya T, Oga A, Kawauchi S, Sasaki K, Matsuyama H
  • 雑誌名: Hum Pathol 巻: 42(12) ページ: 1923-1930
  • 査読あり
• [雑誌論文] DNA copy number aberrations associated with the clinicopathological features of colorectal cancers: Identification of genomic biomarkers by array-based comparative genomic hybridization (2011)
  • 著者名/発表者名: Nakao M, Kawauchi S, Uchiyama T, Adachi J, Ito H, Chochi Y, Furuya T, Oga A, Sasaki K
  • 雑誌名: Oncol Rep 巻: 25(6) ページ: 1603-1611
  • DOI: DOI:10.3892/or.2011.1246
  • 査読あり
• [雑誌論文] Loss of 3p26.3 is an independent prognostic factor in patients with oral squamous cell carcinoma (2011)
  • 著者名/発表者名: Uchida K, Oga A, Nakao M, Mano T, Mihara M, Kawauchi S, Furuya T, Ueyama Y, Sasaki K
  • 雑誌名: Oncol Rep 巻: 26(2) ページ: 463-469
  • DOI: DOI:10.3892/or.2011.1327
  • 査読あり
• [雑誌論文] Loss of 6q or 8p23 is associated with the total number of DNA copy number aberrations in adenoid cystic carcinoma (2011)
  • 著者名/発表者名: OGA A, Uchida K, Nakao M, Kawauchi S, Furuya T, Chochi Y, Ikemoto K, Okada T, Ueyama Y, Sasaki k, Yousefpour F
  • 雑誌名: Oncol Rep 巻: 26(6) ページ: 1393-1398
  • DOI: DOI:10.1111/cpr.12032.
  • 査読あり
• [学会発表] 実験モデルとしての小型魚類、小動物組織へのバーチャルスライド活用をめざして (2013)
  • 著者名/発表者名: 小賀厚徳、西槇俊之、谷口善仁、尾田正二、近藤智子、伊藤秀明、太田博樹、池本健三、伊藤浩史
  • 学会等名: 実験モデルとしての小型魚類、小動物組織へのバーチャルスライド活用をめざして
  • 発表場所: 橘桜会館、東京都。(シンポジウム)
  • 年月日: 20130622-23
• [学会発表] イメージサイトメトリーを用いた染色体不安定性の解析 (2013)
  • 著者名/発表者名: 伊藤秀明、小賀厚徳、古屋智子、池本健三、帖地康世、佐々木功典
  • 学会等名: 第102回日本病理学会
  • 発表場所: ロイトン札幌、札幌市
  • 年月日: 20130606-08
• [学会発表] ヒト骨髄由来細胞の長期培養におけるゲノム変化の検討 (2013)
  • 著者名/発表者名: 古屋智子、伊藤秀明、帖地康世、池本健三、小賀厚徳、河内茂人、佐々木功典
  • 学会等名: 第102回日本病理学会
  • 発表場所: ロイトン札幌、札幌市
  • 年月日: 20130606-08
• [学会発表] 膀胱洗浄液における Multi-color FISH 法による診断と細胞像 (2013)
  • 著者名/発表者名: 池本健三、小賀厚徳、名尾知絵、近藤智子、帖地康世、松山豪泰、河内茂人
  • 学会等名: 第54回日本臨床細胞学会(春)
  • 発表場所: グランドプリンスホテル新高輪、東京都。(ワークショップ)
  • 年月日: 20130531-0602
• [学会発表] Practice of Pathology education with a virtual slide system for medical studies in Yamaguchi University (2012)
  • 著者名/発表者名: Oga A, Kawauchi S, Furuya T, Chochi Y, Ito H, Sasaki K
  • 学会等名: The 14thInternational Congress of Histochemistry and Cytochemistry
  • 発表場所: 京都国際会議場, 京都市.
  • 年月日: 20120826-29
• [学会発表] 高解像度マルチディスプレイシステムを用いた理科教育の考案-理科教育におけるメダカや動物コンテンツ活用のための新ツール- (2012)
  • 著者名/発表者名: 小賀厚徳、池本健三、上野富雄、尾田正二、佐々木功典
  • 学会等名: 第62回日本理科教育学会
  • 発表場所: 鹿児島大学、鹿児島市
  • 年月日: 20120811-12
• [学会発表] 高解像度画像ディスプレイシステム(PowerWall)のポリクリ学生教育への応用 (2012)
  • 著者名/発表者名: 小賀厚徳、河内茂人、古屋智子、帖地康世、伊藤秀明、佐々木功典
  • 学会等名: 第101回日本病理学会総会
  • 発表場所: 京王プラザホテル、東京都。
  • 年月日: 20120426-28
• [学会発表] 各種乳癌培養細胞に対する 12q15 領域にコードされる遺伝子産物の影響 (2012)
  • 著者名/発表者名: 古屋智子、伊藤秀明、帖地康世、小賀厚徳、河内茂人、佐々木功典
  • 学会等名: 第101回日本病理学会総会
  • 発表場所: 京王プラザホテル、東京都
  • 年月日: 20120426-28
• [学会発表] 低コスト高解像度ディスプレイシステムの組織、細胞観察への応用 (2011)
  • 著者名/発表者名: 小賀厚徳、伊藤秀明、古屋智子、帖地康世、池本健三、河内茂人、佐々木功典
  • 学会等名: 第21回日本サイトメトリー学会
  • 発表場所: 京都国際会館、京都市
  • 年月日: 20110625-26
• [学会発表] 乳癌におけるイメージサイトメトリーと FISH 技術を用いた DNA aneuploidy の解析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 伊藤秀明、池本健三、河内茂人、小賀厚徳、近藤智子、佐々木功典
  • 学会等名: 第21回日本サイトメトリー学会
  • 発表場所: 京都国際会館、京都市
  • 年月日: 20110625-26
• [学会発表] バーチャルスライド病理標本観察のための簡易型3000 万画素ディスプレイシステムの構築 (2011)
  • 著者名/発表者名: 小賀厚徳、近藤智子、帖地康世、伊藤秀明、河内茂人、佐々木功典
  • 学会等名: 第100回日本病理学会
  • 発表場所: パシフィコ横浜、横浜市
  • 年月日: 20110428-30
• [学会発表] 乳癌における DNA コピー数異常領域に存在する遺伝子産物の乳癌培養細胞に対する影響についての検討 (2011)
  • 著者名/発表者名: 古屋智子、河内茂人、帖地康世、伊藤秀明、小賀厚徳、佐々木功典
  • 学会等名: 第100回日本病理学会
  • 発表場所: パシフィコ横浜、横浜市
  • 年月日: 20110428-30
• [備考] ホームページ
  • URL: http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~2byouri/