特定用途向けシステムを構成する一部品としてマルチコアCPUを用いる場合、CPUコアを含む複数個のモジュール群、及びそれらを結ぶネットワークに対して最適化を施し、チップ面積、性能、及び消費エネルギーに係る設計要求を満たすことが必要不可欠である。本研究課題においては、組込みシステム向けマルチコアCPUのオンチップ通信アーキテクチャが大規模化・複雑化することを見据え、チップ面積、性能、及び消費エネルギーに優れた組込みシステムを設計するために「オンチップ通信アーキテクチャを自動合成する技術に関する研究」を遂行する。
|