研究課題
若手研究(B)
本研究では、失語症患者に対する言語機能改善を目的とした経頭蓋磁気刺激と経頭蓋直流電気刺激の方法を検討した。非流暢性失語患者の右Broca相同領域への抑制性磁気刺激は、呼称速度を有意に早め、非流暢性失語患者の補足運動野への興奮性磁気刺激は、発語反応時間を有意に遅らせた。右Broca相同領域への抑制性刺激は、言語機能に有意な改善を生じさせた。経頭蓋直流電気刺激も経頭蓋磁気刺激と同様の効果を示した。