バレエの運動技能レベルが着地時の衝撃緩衝動作に与える影響

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22700614
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: スポーツ科学
• 研究機関: お茶の水女子大学
• 研究代表者: 吉田 康行 お茶の水女子大学, リーダーシップ養成教育研究センター, アカデミック・アシスタント (80409705)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• キーワード: 動作分析 / バレエ / 衝撃緩衝

研究概要

グランジュッテはクラシックバレエの基本的な跳躍動作の一つとして知られている.グランジュッテの最後には片脚での着地が必要となる.しかし,グランジュッテはこれまでバイオメカニクスの研究対象にはなってこなかった.本研究は着地動作におけるダンス技能を考察するために研究計画を立てた.そして,運動学と運動力学のデータを解析に使用した.グランジュッテのダンス技能は着地後にブレーキ力を制御する方略に現れることが明らかとなった.

研究成果

• [雑誌論文] Differences in skills through ankle joint kinematics and vertical ground reaction force during dance movement with pointe shoes (2013)
  • 著者名/発表者名: Y. Yoshida, I. Hamamoto, M. Kuno-Mizumura
  • 雑誌名: Arts Biomechanics 巻: 1(2) ページ: 131-142
  • 査読あり
• [雑誌論文] グランジュッテにおけるバレエダンサーの衝撃緩衝スキルお茶の水女子大学 (2012)
  • 著者名/発表者名: 吉田康行,片野坂有紀,松浦愛,水村(久埜)真由美
  • 雑誌名: 人文科学研究 巻: 8 ページ: 159-164
  • 査読あり
• [学会発表] バレエの開脚跳躍における動作と着地時の地面反力の関係性 (2012)
  • 著者名/発表者名: 吉田康行,松浦愛,水村真由美
  • 学会等名: 第25回日本トレーニング科学会大会
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 2012-12-02
• [学会発表] Biomechanical analysis of grand-jete (2012)
  • 著者名/発表者名: Y. Yoshida, A. Matsuura, Y. Katanozaka, M. Kuno-Mizumura
  • 学会等名: A comparison of student and professional dancers 22nd Annual Meeting of International Association for Dance Medicine and Science
  • 発表場所: SINGAPORE ABSTRACTS
  • 年月日: 2012-10-25
• [学会発表] Dance skill differences in kinematic and kinetic analysis during grand-jete (2011)
  • 著者名/発表者名: Y. Yoshida, M. Kuno-Mizumura
  • 学会等名: 21st Annual Meeting of International Association for Dance Medicine and Science
  • 発表場所: Washington, DC, USA ABSTRACTS
  • 年月日: 2011-10-15
• [学会発表] Characteristics of rise up movement with pointe shoes in classic ballet (2010)
  • 著者名/発表者名: Y.Yoshida, I. Hamamoto, M. Kuno-Mizumura
  • 学会等名: 2010 British Association of Sport and Exercise Sciences Annual Conference
  • 発表場所: Glasgow, UK Program & Abstract Book
  • 年月日: 2010-09-08