研究課題
若手研究(B)
運動負荷は、ラットの見かけのMg吸収率の増加、血清Mg濃度の低下および骨格筋Mg量の上昇を引き起こした。骨格筋Mg量の増大は糖代謝関連酵素(PFK、PK)活性と正の相関を示した。また運動負荷は、骨格筋TRPM7発現量の増加を伴い、骨格筋へのMgの取込みを促進し、エネルギー代謝に影響を及ぼすことが示唆された。一方、Mg摂取量の増大は骨格筋TRPM7の発現量の増加をもたらしたが、骨格筋Mg量へは影響を及ぼさなかった。これらの結果は、血液中Mg濃度が骨格筋Mg量に影響を及ぼさないことを示唆した。
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