研究課題
若手研究(B)
紫黒米はさまざまな機能性を有するアントシアニン色素を豊富に含むため、それら機能性が期待される食品であるが、調理・加工による機能性の変化は不明である。本研究では、紫黒米粉含有パンを作成し、加工に伴うアントシアニンの挙動と抗酸化性の変化を検討した。主要成分のシアニジン3-グルコシド(C3G)の約80%はプロトカテキュ酸(PCA)に分解されたが、PCAはC3Gより高い抗酸化性を示した。これらの結果から、紫黒米は加工後も抗酸化性を有することが明らかになった。
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山陽技術雑誌
巻: 60 ページ: 6-11
岡山学院大学・岡山短期大学紀要
巻: 35 ページ: 1-7