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2010 年度 実績報告書

中学校一斉授業の談話構造のモデル化とその検証

研究課題

研究課題/領域番号 22700821
研究機関千葉工業大学

研究代表者

市川 洋子  千葉工業大学, 工学部, 助教 (70406651)

キーワード中学校 / 一斉授業 / 授業談話
研究概要

本研究は、中学校一斉授業の談話構造のモデル化とその検証を目指す。具体的な目的は次の通りである。1.中学校一斉授業の相互作用過程において、これまで着目されてきた教師子ども間のやりとりに加え、子ども同士のやりとり・働きかけにも着目し、その形成・変容過程を分析する。2.1の分析結果をもとに、既存の一斉授業の談話構造に子ども同士のやりとり・働きかけを組み込んで、中学校一斉授業における談話構造の包括的モデルを提示する。3.2で提示したモデルを用いて、教師生徒の意識調査等の結果により適宜補いながら、異なる学級での授業談話の変容プロセスを描出し、モデルの検証を試みる。本年度は次の活動を行った。1.関連文献の収集と先行研究の整理:一斉授業を対象とした談話研究に関する文献を収集し検討した。また、授業談話と学習理解、授業雰囲気、動機づけとの関連について検討された文献についても収集整理した。2.授業の発話記録の作成:中学校で1年にわたって収集した一斉授業のやりとりを記録したビデオテープとフィールドノーツから、2学級各2時間の授業について、文字化資料を作成した。3,一斉授業における子ども同士のやりとり・働きかけの分析:2で作成した4回分の授業の発話記録から一斉授業における子ども同士の働きかけを抽出し、既存の授業談話研究によって提出されたMehan(1979)のモデルに位置付け、その頻度やあらわれ方のパターンの類型化を試みた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 中学校国語科一斉授業における自発発話の検討2010

    • 著者名/発表者名
      市川洋子
    • 学会等名
      日本教育心理学会
    • 発表場所
      早稲田大学(東京都)
    • 年月日
      2010-08-29

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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