研究課題
若手研究(B)
長期間(1948~2009年)の日本周辺域の前線帯データセットを作成する手法を検討した。さらに、その手法で作った前線帯データをもとにして、日本付近の前線帯の季節進行、年々変動、長期傾向の特徴を明らかにした。その結果、1) 1990年代以降は7月から8月中旬の前線頻度が高い状態であること、2)エルニーニョ現象時の日本の冷夏と暖冬が前線帯の振る舞いで説明できること、3)夏の晴天率の年々変動は前線頻度の影響を強く受けていること、などが明らかとなった。
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宮城大学食産業学部紀要
巻: 5 ページ: 53-62