研究課題
若手研究(B)
腫瘍内で見られる栄養飢餓ストレスに曝されたがん細胞はmRNAの翻訳を抑制しながらも、生存に重要なストレス応答タンパクの翻訳を促進し、さらに血管新生などを起こすことで環境改善を計り適応していく。しかし、ストレス応答タンパクが選択的に翻訳されるメカニズムはまだ良く分かっていなかった。本研究ではストレス下での翻訳調節を担う重要なキナーゼの一つPERKとその新規結合タンパクTBL2の機能解析を通じてこの分子機構の一端を明らかにした。
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Molecular Cancer Therapeutics(These authors equally contributed to this work)
巻: 11 ページ: 1082-91
DOI:10.1158/1535-7163.MCT-11-0871