研究課題
若手研究(B)
難治性消化管間葉系腫瘍(GIST)は、既存の治療では十分な効果が得られず新たな治療法が待たれる。腫瘍血管を標的とした免疫治療の誘導では、安定した、強い抗腫瘍免疫誘導が期待される。我々の基礎実験で腫瘍血管周細胞上に発現するHBB1へのワクチン治療の有用性を報告してきた。免疫組織化学染色を用いた検討では、ヒト胃GIST腫瘍血管上にはHBB1の発現が認められた。免疫二重染色を用いた検討で、GIST組織で周細胞マーカーとHBB1の共染色陽性であり周細胞上にHBB1の発現が示唆された。腫瘍血管周細胞に発現するHBB1に対する抗腫瘍免疫誘導によりGISTへの強い抗腫瘍効果が期待される。
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