研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、ドイツ語圏の劇作家ハイナー・ミュラーにおいて、創作と英語表現がどのように関わるのかを明らかにすることである。そのため、日本人研究者として初めてベルリンのハイナー・ミュラー・アーカイブを訪れ、未公開資料を詳細に調査した。これにより、従来不明だったシェイクスピア翻訳や改作の過程が明らかになり、さらにハイナー・ミュラーが英語で執筆した詩と思われる断片も発見した。ハイナー・ミュラーの英語への関心は、従来考えられている以上に、創作活動の根本に関わる重要なテーマであることを示した。
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http://www.germanistik.uni-hannover.de/dspub_hmueller.html