研究課題
若手研究(B)
九州地方の二型音調を持つ方言において,外来語と複合語では共通語音声の受容に関して異なるカテゴリーを形成している。外来語は共通語の音声特徴と受容先方言の言語体系に基づいて音調が決まるのに対し,複合語は共通語音声とは独立し,前部要素の音調の型や長さといった特徴に基づいて全体の音調が決まる。ただし,平板化形態素を含む複合語においては共通語音声の影響を受けたものが観察されていることから,共通語音声は徐々に方言の体系に影響を及ぼしつつある。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (7件) 備考 (1件)
「消滅危機方言の調査・保存のための総合的研究」宮古方言調査報告書
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http://www.ninjal.ac.jp/endangered/report/
音声研究
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http://researchmap.jp/yearman