研究課題
若手研究(B)
本研究は,H20告示の学習指導要領において重視される「説明する活動」着目し,それを分析する視点の導出とモデルの構築をねらいとした。そのためにまず算数・数学的に理解したと判断できる説明とは,手続きと根拠を関連付けることができる子どもの発話や活動にあらわれると仮定した。次に,モデルを構築して実証することを研究課題に据えた。結果として,子どもの発話は,「手続きの説明」と「根拠の説明」を区別して分析することと,特に図形学習では,「事実の説明(例:測定の結果)」が手続きの正しさを証明するための根拠として用いられる場合が多いため「事実の説明」の質的考察並びに量的分析をする必要があることを明らかにした。
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第37回国際数学教育心理学会(International Group for the Psychology of Mathematics Education,略名 PME)論文集
巻: 第五巻 ページ: 192
第35回国際数学教育心理学会(International Group for the Psychology of Mathematics Education, 略名 PME)論文集
巻: 第一巻 ページ: 412
日本数学教育学会第43回数学教育論文発表会論文集
ページ: 373-378