研究課題
若手研究(B)
Arnold-Givental予想は、シンプレクティック多様体Mの反シンプレクティックな対合による固定点集合として得られるラグランジュ部分多様体Lと、そのハミルトン微分同相写像Φによる像Φ(L)との交点数をLのZ_2係数のベッチ数の和で下から評価するものである。本研究では、これを二つのラグランジュ部分多様体の対に対して拡張する研究を行った。特に、Mが既約エルミート対称空間の場合に一般化されたArnold-Givental予想を定式化し、これを証明することができた。
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数理解析研究所講究
巻: 1775 ページ: 94-107
http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kyodo/kokyuroku/2012.html
Geom. Dedicata
巻: 145, No.1 ページ: 1-17
DOI:10.1007/s10711-009-9398-6