研究課題
若手研究(B)
未測定であったニュートリノ振動パラメータθ13の測定を行った。これはJ-PARCニュートリノビームを295km離れたスーパーカミオカンデ検出器で測定するT2K実験の一部である。本研究はそのうちスーパーカミオカンデデータの解析を担当し、ビームサンプル中に6事象の電子型ニュートリノ事象を観測した。これはニュートリノ振動パラメータに0. 03<sin^22θ_13<0. 28(90% C. L.)という制限を与え、θ_13に有限値を与えた世界で初めての結果である。
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http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/whatsnew/new-20110615.html