研究課題
若手研究(B)
本研究は、矛盾のない重力の量子論である弦理論のなかでブラックホール生成に関する問題を扱い、さらにそのハドロン物理への応用を試みるものである。主な成果は、弦理論の基本的自由度である弦と膜をもとにした特異点のないブラックホール解を具体的に構成したことである。また、高エネルギー状態にある弦の崩壊過程を超弦理論の摂動論を用いて解析し、ブラックホールの蒸発を引き起こすホーキング輻射との比較を行った。
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Physical Review D
巻: 87 ページ: 124001
DOI:10.1103/PhysRevD.87.124001
Progress of Theoretical Physics Physics
巻: 125.No4 ページ: 687-708
DOI: 10.1143/PTP.125.687