研究概要 |
液中内の気泡内に生成された非平衡プラズマの基礎現象を解明するため、単一の気泡を周期的に発生させ、水中内に設置したアンテナにマイクロ波を印可することで、同一サイズの気泡内に同一サイズのプラズマを生成するための装置を開発した.時分解の発光画像計測より液中内の気泡に生成されるマイクロ波プラズマは,高電圧パルス印可により生成されるプラズマとは異なりフィラメント状にはならず,アンテナ近傍に局所的に存在することが明らかとなった.時分解発光分光計測より、気泡サイズを小さくすることで溶媒由来の飽和蒸気圧が増加する傾向が示唆された.
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