研究課題
若手研究(B)
当初,申請書に記述した本研究の目的は,錐制約付き半無限計画問題に対する効率的なアルゴリズムの開発と,そのアルゴリズムの現実問題(フィルタ設計やDSM通信など)への応用ということであった.そのうち,アルゴリズムの開発に関しては,十分な成果が得られた.特に,半無限錐計画問題に対する正則化交換法を提案し,SIAM Journal on Optimizationに採録されたことが最も大きな成果と言えよう.一方,現実問題の応用に関しては,DSM通信に関しては論文として発表できるほどの結果が得られなかったが,フィルタ設計に関しては,正則化交換法をベクトルチェビシェフ問題に適用し良好な結果が得られた.
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http://www.plan.civil.tohoku.ac.jp/opt/hayashi/