研究課題
若手研究(B)
産業の発展に伴い高速かつ高精度な周波数推定法への期待が高まっている.周波数は信号の2階微分によって計算することができるが,信号は雑音を含むので微分可能でない.本研究では信号を超関数と見なして定式化することで,信号の微分を用いない周波数推定法を導いた.その際,実装を考慮して無限時間の積分を有限時間の数値積分で近似したため推定誤差が生じる.そのため誤差解析を行い,所定の誤差範囲での推定を達成するための条件を明らかにした.提案手法の有効性は数値例および実験によって確認した.
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