研究課題
若手研究(B)
三重県は主要構造材の産地および樹種に特徴があり、地元の桧を土台や柱に多用する傾向がある。外壁の耐力壁には主に筋かいを使用し、首都圏などとは異なる傾向である。土壁の貫の段数は3から5本で、関東と関西の両方の傾向が併せ見られる。また伊賀地域では、半間寸法に985mmを採用する傾向があり、関西の影響が見受けられる。各部構法の普及時期については、大方が全国傾向と一致したものの、壁組においてはやや遅く、保守的な傾向が認められる。
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