研究課題
若手研究(B)
本研究では、シロイヌナズナの葉緑体核を構成するタンパク質を同定し、その中で量が多く機 能未知であるcpNUC1とcpNUC3について解析を行った。cpNUC1は、in vitroでDNAを凝集する能力 のあるタンパク質、すなわち葉緑体核を形作るために必要なタンパク質であることを明らかにし たが、DNA分配への関与は見られなかった。また、cpNUC3はリボソームRNAのプロセシングに関わ ることを明らかにしたが、同様にDNA分配への関与は見られなかった。加えて、葉緑体DNA複製制 御がレドックスによって制御されていることを明らかにした。
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