研究課題
若手研究(B)
左右非対称な内臓器官と四肢の形成について、以下の分子機構を明らかにした。(1)心臓流出路の左右非対称な形成には、Fgf シグナルを受け取っている内皮層の左右非対称な形態変化が重要である。(2)心臓流出路の左右非対称な形成には、Fgf10 に加えて他の Fgf 因子も働いている。(3)Pitx2 は左側板中胚葉で左右非対称な発現を開始し、肢芽においては発生が進むにつれ沿軸中胚葉由来の細胞でも発現を開始する。(4)Pitx2 が発現する左肢芽の背尾側の細胞について、 Pitx2 変異マウスと野性型では細胞増殖の速度が異なり、Pitx2 は左側特異的に細胞増殖を抑制している。
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