研究課題
若手研究(B)
ペルオキシダーゼと過酸化水素を用いたカップリング反応により、スピロジエノン型構造を有する新規の比較的単純なリグニンモデル化合物を得た。そのNMRデータとリグニンの二次元NMRスペクトルを比較した。同スペクトル上の候補シグナルとモデル化合物の片方の側鎖(α、β、およびγ位)の化学シフト値は良く一致し、このことから、同型構造がリグニン中に含まれる可能性が高いことが明らかとなった。
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