研究課題
若手研究(B)
本研究課題では、竹ポリマー複合材料におけるセルロースナノファイバー(CNF)による補強効果を検討した。まず、市販セルロースパウダーよりナノサイズの毛羽立ちを持ったCNFの作成を行った。遊星型ボールミルを使用し、湿式状態で処理することでCNFが作成できることが分かった。また、ボールミルの処理条件(回転数や処理時間)を変化させることで作成できるCNFの形状に大きな差が出ることも明らかにした。さらに、このセルロースナノファイバーを竹ポリマー複合材料に混合することで耐水性の向上や引張強度の向上という新たな機能性が付与されることが確認できた。
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Journal of Wood Chemistry and Technology
巻: 33(3) ページ: 208-216
DOI:10.1080/02773813.2013.768672