研究課題
若手研究(B)
海洋環境に生息する微生物から単離したセルロース分解酵素は、耐塩性や温度に対する安定性があり、バイオマスの酵素分解に役立つことが期待されている。本研究では、これらの性質が酵素タンパク質の表面に位置する電荷を帯びたアミノ酸に起因することが示唆された。特に、pH6付近では、熱をかけた際にタンパク質の構造が壊れても、温度を下げた時に構造が再び形成されて酵素活性が復活する巻き戻りが起こり易いことが明らかになった。
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