研究課題
若手研究(B)
迷走神経求心路は末梢因子を感受し、それを神経情報に変換して脳に伝達し、摂食を調節する。しかし、迷走神経と末梢因子の直接的な受容機構・中枢伝達機構は不明である。本研究では、初代培養した単一の求心性迷走神経細胞の細胞内Ca^<2+>濃度変化を測定し、食後分泌変動する数種の膵・消化管ホルモンがそれぞれ直接求心性迷走神経を活性化することを見出した。インスリンの迷走神経への作用はグレリンにより抑制され、GLP-1によって増強することを発見した。
すべて 2011 2010
すべて 学会発表 (2件)