研究課題
若手研究(B)
新たに報告された初期化促進遺伝子の知見を取り入れ、非ウイルスベクターであるプラスミドを用いたヒトiPS細胞の効率の良い樹立方法を開発した。本方法で、ゲノム中へプラスミドが取り込まれていないiPS細胞が得られている。さらに、免疫拒絶反応に関与するHLA-A, B, C, DRがいずれもホモである歯髄細胞2株からもiPS細胞を作製し、ドーパミン神経細胞や網膜色素上皮細胞に分化することも確認した。計算上は日本人の約20%へ移植適合性がある。
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