研究課題
若手研究(B)
骨髄由来細胞の血管を介した脳内侵入が、アルツハイマー病(AD)モデルマウスの病態脳において報告された。本研究は細胞表面セレクチンおよびその糖鎖リガンドの分子間相互作用の AD 脳細胞浸潤における役割を明らかにすることを目的とする。マウス骨髄由来細胞株の細胞表面においてセレクチン糖鎖リガンドの発現を確認した。AD モデル脳血管である種のセレクチンの発現が増加し、骨髄由来細胞のローリングおよび接着が亢進することが明らかとなった。骨髄由来細胞のローリングおよび接着能の増加と AD 病態との関わりを今後明らかにする。
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http://www.med.nagoya-u.ac.jp/biochem/index.html