研究課題
若手研究(B)
実現可能性を動物実験において検討した。はじめに、薬液の粘性、注入量などから実際に投与しうる注入量、割合を検討し、薬液の混合割有の至適範囲を決定した。その後、膵癌患者を対象とした臨床試験で、超音波内視鏡下に薬液を標的病変に対し注入し、安全性と薬液拡散程度を検討した。具体的には、有害事象発生頻度やCT検査における薬液の拡散面積を算出した。これらの結果をもとに、ランダム化比較試験にむけての至適濃度を決定した。