研究課題
若手研究(B)
CpG DNA投与による腸炎抑制のメカニズムを解明するために、マウス腸炎モデルを用いて、CpG DNA投与による形質細胞様樹状細胞(pDC)の活性およびB細胞の分化について検討した。CpG投与にてマウスDSS腸炎は抑制され、腹腔リンパ節では制御性サイトカインの産生が確認できたが、制御性B細胞の誘導は認められず、pDCとB細胞の共培養でも分化誘導は認められなかった。この腸炎抑制のメカニズムにおいてB細胞、特に制御性B細胞は関与していないものと考えられた。